不動産の名義を複数人で同時に持つのが共有名義

不動産の共有名義とは

不動産の共有名義とは、建物を複数人が所有している状態のことを指します。
不動産などを複数に分割することは困難なので、持分という形でそれぞれが所有していることになります。
相続人から譲り受けるケースや、何人かで出資して購入するときに複数の名義になることがほとんどです。
何人かの名前を使って登記を行うときには事前に持分の割合を決める必要があり、基本的には出資額に応じて決定します。
出資した金額と割合が違うときには、少ない人が持分の贈与をするケースも珍しくありません。
その場合は贈与税の対象となり、税金を支払うことになります。

何らかの理由で共有名義の建物や土地を売却しなければならなくなったときには、全員の同意が必要になります。
複数人の同意を得ることが出来れば売り出すことができ、得た利益は皆で分け合うことも可能です。
誰か一人が反対してしまうと売却は困難になってしまうことがほとんどなので、共有名義にするときには良く考えてから登記することが大事です。

共有名義にするメリットとは

共有名義にするメリットの一つは、住宅ローンが共有者分受けられることです。
住宅ローンでは年末の残高に合わせて、各年の所得税が控除される仕組みがあります。
年末に残っている住宅ローンの残高掛ける1%で、控除額が決定します。
上限は40万で、借り入れた人それぞれが控除を受けられるのです。
共同でローンを借り入れていれば必然的に控除額がアップされ、お得に建物や土地を所有することが可能になるのです。

また団体信用保険に加入することもでき、誰かに何かあったら残積を無くせます。
団体信用保険に入っていれば共有者の身に何かあったときには、その人の分はゼロになるのです。
残っていた住宅ローンを負担する必要が無くなり、持分だけは引き継げるのです。
住宅ローンを提供している金融機関では団体信用保険に加入するのが必須となっているので、申し込むときに一緒に入ってしまうと安心です。
保険に入れるのは基本的に一人だけですが、場合によっては他の人も加入出来ることもあります。

まとめ

共同名義で不動産を所有するケースには夫婦間や親子、兄弟や他人の4つほどあります。
自分はどのようなパターンなのか調べて、どのように持分を決めて共有名義にするのか考えましょう。
夫婦間や他人同士だと、コミュニケーション不足でトラブルに発展することも珍しくありません。
しっかりと信頼出来る関係性を築いて、共有名義にしましょう。
親子や兄弟だと売却時などに家族の同意が必要になることもあるので、親族間できちんと意思疎通をしておくことが重要です。

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